2018/12/10
【スプラ2】何故炭酸ボマーは弱体化されたのか?
サブインク効率アップやサブ性能強化を大量に積んで、炭酸ボムを大量に投げる立ち回り、通称炭酸ボマー。炭酸ボムが実装されて以降、特に野良ガチマッチのガチエリアにおいて良く見かけました。
しかし、Ver.4.3.1のアップデートでついに大幅に弱体化されることに。
[おしらせ]
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2018年12月14日
来週、12月19日(水)午前10時より、更新データVer.4.3.1を配信致します。
詳しい更新内容は下記のページをご覧ください。https://t.co/a6Lw2OXr48
今回の記事では、なぜ炭酸ボマーは弱体化されるに至ったのか?を考察します。
炭酸ボマーのここが強かった
炭酸ボマーの強みは、大きく分けてエリア確保力とカバー能力の2種類です。
エリア確保力
炭酸ボムは、非常に塗り能力が高いサブウェポンです。投げるとカーリングボムのように一直線に塗り跡を作りながら、さらに複数回の爆発によって塗り広げます。
さらに、インク効率アップ(サブ)のギアパワーをある程度積むことによって、2回連続で投げることができるようになります。
2回連続で投げた際の塗り範囲はすさまじく、エリアの大半を塗って確保することができます。
さらにスペシャルを挟めば4回連続となり、大抵のエリアは確保まで持ち込めてしまいます。
さらに射程が長くよく飛ぶので、例えエリアを確保されて敵に前線を上げられてしまっている状態でも、遠くからポイポイとエリアに投げるだけでカウントストップに持ち込めます。
そうして敵のカウントが進まないようにしつつ、味方が人数有利を作ってくれるのをじっくり待つだけで打開が完了するのです。
このように対面による撃ち合いを行わず、安全圏から一方的にルール関与できてしまうところが、相手をしていてストレスが溜まってしまう原因なのかなと思います。
カバー能力
炭酸ボムはよく飛びます。
さらに爆発までの時間がなかなか早いので、味方が交戦しているところにポイっと投げ込むだけで簡単にフォローすることができます。
基本的に炭酸ボマーはエリア後方といった味方より一歩後ろの立ち位置で戦うことが多いですが、この能力で安全地帯からバシバシ攻撃に参加できるのも強いです。
少し逸れますが、炭酸ボムはスクリュースロッシャーやノヴァブラスターといった前線でも活躍できる武器に搭載されているので、前線要員が不足していた時は臨機応変に前に出られるのも強みですね。
アプデVer.4.3.0の影響
炭酸ボムは12月5日のアップデートで一度弱体化されています。
アプデ内容は次の通りです。
- 使用後のインクが回復し始めるまでの時間を約10/60秒間延長しました。
- 「インク効率アップ(サブ)」のギアパワーの効果を小さくしました。
炭酸ボマー向けの修正です。
弱体化こそされたものの、そこまで致命的なものではありませんでした。
使用後の回復時間は2個連続で投げることを考えると影響は少なく、インク効率アップ(サブ)も他ギアパワーを圧迫するほど大量に積まなければいけない訳ではありません。
よって既存の立ち回りのまま運用することが可能でした。
アプデVer.4.3.1の影響
ついに致命的な修正が来ました。
アプデ内容は次の通りです。
- 2回目の爆発による塗りの半径を、約15%縮小しました。
- 3回目の爆発による塗りの半径を、約21%縮小しました。
塗りの主体であった、爆発の塗り範囲がメチャクチャ小さくなりました。
具体的に面積でいうと、アプデ前と比較して2回目の塗りは約72%、3回目の塗りは約62%に減少することになります。
これは塗りによるエリア確保力を長所としていた炭酸ボマーにとっては致命的にも致命的、死刑宣告に近い修正です。
ただし弱くなったのは塗り範囲のみで攻撃範囲は変わらないなど、普通に炭酸ボムを使っている分には影響は少ないところがいいですね。
炭酸ボマーというストレスを与える原因だけ取り除ける、良い修正だと思います。
炭酸ボマーの今後
基本的に、Ver.4.3.1の影響でこれまでの立ち回りは不可能になります。
勿論全く出来なくなる訳ではありませんが、以前のような圧倒的な塗り力は期待できません。
よって、立ち回りが似ている別の武器に乗り換えるのが現実的でしょう。乗換候補の武器を紹介してこの記事の締めとします。
エクスプロッシャー
メインによる圧倒的な塗り性能を備えたスロッシャーです。
振ると塗り跡を線状に残しつつ、先端で爆発を起こします。
この塗り形状は炭酸ボムとよく似ており、かつ射程も近いので、炭酸ボマーと同じポジションで戦うことが可能な武器です。
ただし、敵に詰められたときの対処は炭酸ボマーより難しいです。メインでしっかりと直撃を当てられるようになれば近接距離でも戦える武器なので、エイム練習をしっかりと積みましょう。
オーバーフロッシャーデコ
泡状のインクを放出するタイプのスロッシャーです。
振ると一直線に非常に長い塗りを残します。エリア後方からポロポロと塗り広げつつ、スペシャルが溜まったらボムラッシュで一気にエリアを確保するという立ち回りができます。
この武器も、射程と塗り力を生かして危険を冒さずに一方的にルール関与し続けられる点が炭酸ボマーと共通しています。
実装されて間もない武器であり、今後甲子園などナワバリバトルでの活躍も期待されています。
もしかしたらガチマッチの環境武器としても名を馳せるかも?今後が楽しみです。
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